メンテナンス管理について その5

株式会社エコム

2018年02月27日 12:14

エコムはたくさんのお客様からメンテナンスのご依頼をお受けいたします。前回は予知保全についてご説明しましたが今回は計画保全についてご説明します。

予防保全だけでは突発的な故障は完全には防げない事は前回ご説明しましたが、突発的な故障を防ぐ完璧な予知保全を行うためには完璧なセンサー類や計測機器が必要になります。

一つ一つの金額は大したことは無くても数が増えれば膨大な金額になりますし、予知を的確にするためビッグデータを解析する仕組み(システム)も欲しくなります。IoTがこれからの時代を造ることは間違いないですが未だ現実的ではありません。

そこで予防保全と予知保全をつなぎ合わせた計画保全が必要になります。。

計画保全とは簡単に言えば従来の予防保全を軸にした点検・診断・修理の3つを組み合わせた予防保全の完成形ですが、まずはマップ(計画)つくりからスタートします。

実際の点検を行うのと同時にすぐに使える有益な情報(データ)はメモリーに残し診断の材料を集めます。日々の変化をチェックしながら診断を継続的に実施し計画に反映します。

診断で故障の可能性大のものは随時修理で交換していきますが、費用対効果のバランスを考えてこちらもマップ(計画)に落とし込みます。

データは一括PCに記録され管理します。最終的には人の勘やコツに頼ることなく数値化されたマップ(計画)が残り次のマップ(計画)に活かされます。

不完全な状態で装置を動かして事故や不良を出さないために定期的なメンテナンスは絶対に必要です。エコムは何よりも安全第一でメンテナンスに取り組んでいます。

関連記事